鹿児島県町村会会長賞

つむいでいく唄がある 瀬戸内町

瀬戸内町

古来から奄美地方に伝わる島唄。代々師匠から下の世代へと受け継がれています。今年、念願の奄美民謡大賞を受賞した唄者”里 朋樹”氏の半生のターニングポイントを再現し、先輩たちからの島唄のバトンを表現しました。作品にある通り、直接の師匠である”中野 豊成”氏は亡くなる直前まで病床で一生懸命兄妹に教えました。最後の現代の海辺のシーンでは今でも静かに見守っている師匠が優しく微笑んでいます。忠実な再現のために素朴に見えるシーンに多量のVFX(特撮)が盛り込まれています。夏祭りのシーン、大学生になり大阪に出てきて満員電車に揉まれるシーンは一瞬ですが、ヘビーな合成で生み出されています。

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