大隅半島の一隅にひろがるじゃがいも畑。そこにはちょっとした秘密が隠されていた。
覗いてみませんか?野菜の未来。
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農業には未来がある農業をビジネスとして進化させている企業が志布志に存在する。農業生産法人「株式会社さかうえ」毎年コンスタントに3億円の売り上げを計上し、大手商社もそのマネジメントに注目する。社長の坂上隆は言う「農業の進化は始ったばかりだ。まだまだやることはたくさんある。」食糧、飼料の多くを外国からの輸入に頼り、一方で職業としての農業を「不安定」と敬遠する日本。しかしITの徹底的な利用とマネジメントで、未来予測の精度を上げ、未来の農業スタッフを育成する農業企業がある。農業ビジネス、明日は見えるか?
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IT農業、ここにあり。「未来予測の精度を上げるには、過去を検証し、現在を観察し、その上で未来を考察しなければならない。」さかうえは農業生産マネジメントにITを徹底活用する。農地に出る作業者は全員デジタルカメラを携帯し、日々の作業、状態、天候などを記録していく。データが蓄積された独自の生産管理システムはあるときにはマネージャーのアドバイザーになり、またあるときには新入社員の教師になる。若いマネージャーの一人が言う「畑で疑問に思ったことはベテランに聞いて、データベースをチェックする。翌日畑に来てもう一度現場の状態を確認する。」柔軟な情報システムは、スタッフの育成速度も格段に上げていく。
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若者が集まってくる職場大学では国際関係を専攻していた神奈川出身の新入社員、望月マリさん。入社2週間後の4月半ば、ピーマンの生産担当として毎日出荷に勤しむ。大学では実動する農業は無縁だった彼女、「なんだか葉っぱとかに触れてるのが楽しい」と笑う。一方、新卒入社4年目のキャベツ生産担当、田中純也さん。年間1000トンを出荷するキャベツの総責任者として、昨年の売り上げはなんと7000万円。それでも目標の1億円に届かなかったと悔しがる。今年の目標は?「1億円です!」
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農業は現在進化形社長の坂上隆は言う。「若い人には『時代はすごい速度で動いている』と言いたい、農業の進化はようやく始まったばかりだ。まだまだできることはたくさんある」「望めば皆1億円プレーヤーになれる。それがこれからの農業だ。彼らが伸びていくベースを作るのが自分の仕事だ。」実際、坂上の拓いた道を、多くの若者たちが追ってきている。ITを使うのも、新規事業に乗り出すのも、すべては農業を魅力のあるビジネスにするため。理念なき経済は暴力であり、経済なき理念は空論にすぎない。理念と経済を絶妙にバランスさせながら、未来の農業ビジネスはしたたかに進化を続ける。
【農業生産法人 株式会社さかうえ】【住所】 志布志市志布志町安楽2999
【TEL】
099-473-1990【HP】http://sakaue-farm.co.jp/