瀬々監督は、初めてMrs. GREEN APPLEの楽曲を聴いた際、「そのメロディと歌声に今までにない青春感を感じた」と回想。今回の起用について「まさに時代を切り拓いていった新しい歌い手として、大森さんはピタリだと思いました」と説明する。
さらに、撮影現場での歌唱を「Mrs. GREEN APPLEとはまた違った、昭和歌謡の名残はありつつも今を感じる息吹が発せられて青春そのもの」と絶賛。「戦後から現代までを歌が駆け抜けていく瞬間。またしても時代が繋がったのです」と語っている。
最新予告は、中村がジャズの名曲「It Don't Mean a Thing」をピアノで軽快に演奏する場面から始まる。これまでに発表されたキャストが次々と登場し、最後には「上を向いて歩こう」が誕生する瞬間と、坂本九に扮した仲野の歌声を予感させる場面が映し出される。■大森元貴(水原弘役)のコメント
水原弘さんは声もダンディで、セクシーかつニヒルな素晴らしい歌手ですので、最初は不安もありましたが、実際に『黒い花びら』を歌わせていただく中で、自分の歌唱に通じる部分や当時のニュアンスを参考にし、歌そのものからヒントを得て本番に臨むことができました。
現場では、レコード大賞授賞式の撮影中に岡田准一さんがアドリブで手を差し伸べて握手をしてくださり、フッと緊張が和らいで安心したのを覚えています。また、瀬々監督から『いつものレコ大のように』と声をかけていただいき、僕自身も受賞の経験がありますが、当日は本当の授賞式と同じくらいの緊張感がありつつ、楽しんで撮影ができました。劇場で映画を見るのを楽しみにしています!
■瀬々敬久監督のコメント
戦後日本を音楽の力で切り拓いていく三人の若者の物語、映画『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』はまず青春映画にしたいと思いました。Mrs. GREEN APPLEの楽曲を初めて聞いた時もそのメロディと歌声に今までにない青春感を感じたのを覚えています。
映画『ラーゲリより愛を込めて』の主題歌『Soranji』では戦争の主題を、全く新しい歌として今に繋げてもらえ、大森元貴さんという才能に更に驚かされました。中村八大と永六輔という二人の才能が出会って初めて生み出された『黒い花びら』、
まさに時代を切り拓いていった新しい歌い手として、大森さんはピタリだと思いました。
そして撮影現場での歌唱はMrs. GREEN APPLEとはまた違った、昭和歌謡の名残はありつつも今を感じる息吹が発せられて青春そのもの。戦後から現代までを歌が駆け抜けていく瞬間。またしても時代が繋がったのです。
その感激でアップ時には思わず強く大森さんの手を握り締めてしまいました。本当に感謝です。