「春ドラマ」終盤満足度ランキング

 オリコンニュースでは今春に放送をスタートしたドラマにおける満足度調査を実施。春クールを大きく1ヶ月ごとに区切り、今回は終盤の4週分(主に6月放送)の回答データをもとに算出した「総合満足度スコア」にてランキングを公開した。TOP10の作品に加え、特に“満足度"の高かった上位3作品について、前回調査からのランキング変動と好評なポイントなど、回答者のコメントを交えて紹介する。

【2026年春ドラマ】終盤の満足度ランキングTOP10 一覧&コメントも

■1位 『銀河の一票』(毎週月曜 後10:00/カンテレ・フジテレビ系)総合満足度スコア:3.51

 前回1位から、再び満足度ランキング1位に輝いたのは、俳優の黒木華が主演を務める、カンテレ・フジテレビ系月10ドラマ『銀河の一票』。本作は、政治家の不正を密告する告発文をきっかけに、すべてを失った与党幹事長の娘で秘書の星野茉莉(黒木)が、偶然出会った政治素人のスナックママ・月岡あかり(野呂佳代)を東京都知事にすべく選挙に挑む、新たな“選挙エンターテインメント"。若くして政治の世界で生きてきた女性と、市井に生きる女性がタッグを組み、都知事を目指して奮闘する50日間の物語を描いた。

 アンケートで特に満足度の高かった項目は、キャスト(主演)(★ 3.91)、キャスト(主演以外)(★ 3.87)、ストーリー(★ 3.77)で、全作品の平均との差が最も大きく相対的に高評価だったのはストーリーの満足度だった。

 回答者からは、「心にささるセリフがある。忘れないでいたい」(神奈川県/40代/女性)「日高のり子の「勇気!」がすばらしかった」(千葉県/30代/男性)「主役の2人やそのセリフがすごくココロに残る」(福岡県/40代/女性)など、印象的なセリフやキャスト陣の演技が好評。さらにまさかの結末で最終回を終え、視聴者からは「ドラマはこうありたい。選挙に勝とうが負けようがそれはどうでも良くて、登場人物達が紡ぐ言葉が素晴らしいので応援したくなる」(福島県/50代/女性)「こういうドラマが増えてほしい。人権や多様性に配慮されていて、社会によい影響を与えるドラマ、本当に最高だった」(東京都/40代/女性)と絶賛の声が相次いだ。

■2位 『月夜行路―答えは名作の中に―』(毎週水曜 後10:00/日本テレビ系)総合満足度スコア:3.33

 序盤・1位、中盤・3位と、好成績を残し満足度ランキング2位に輝いたのは、俳優の波瑠と麻生久美子がW主演を務める、日本テレビ系水曜ドラマ『月夜行路―答えは名作の中に―』。本作は、人気ミステリー作家・秋吉理香子氏による同名小説『月夜行路』(講談社)の実写化。仕事に追われる夫と反抗期の子どもたちにないがしろにされ、家庭に居場所を失った専業主婦・沢辻涼子(麻生)と、文学を愛する銀座のミックスバーのママ・野宮ルナ(波瑠)という、対照的な2人が主人公となり、文学の知識をフルに生かしながら事件の真相と入り組んだ人間ドラマをひも解いていく痛快文学ロードミステリー。

 アンケートで特に満足度の高かった項目は、キャスト(主演)(★ 3.75)、キャスト(主演以外)(★ 3.58)、映像(★ 3.52)で、全作品の平均との差が最も大きく相対的に高評価だったのは美術(★ 3.50)の満足度だった。

 波瑠演じるルナの華麗な衣装が度々話題となった本作。回答者からは、「衣装や小物がお洒落だし主役がとても綺麗で見ていて心地よい」(岩手県/50代/女性)「ルナ役の人の演技がインパクトがあり、とても印象的でした」(東京都/40代/男性)とキャストや美術の満足度が好印象。さらに「文学のことを少し知れつつ謎解きなのが斬新で面白い。ちょっと読んでみたくもある。テンポの良いストーリーで毎回あっという間に終わってしまうぐらい見入ってしまう」(愛知県/40代/女性)「脚本もすばらしく、難しい役どころの主人公も波瑠ちゃんの神秘的な美しさでまったく無理なく演じられていて素敵です。文学好きな人も、そうでもない人もちゃんとストーリーとして無理なく盛り込まれたコネタが毎週楽しいです。ゲスト出演もなにげに豪華で今季いちばん見続けてよかったと思うドラマです」(兵庫県/40代/女性)と、ストーリー展開への好評も多数寄せられた。

■3位 『リボーン 〜最後のヒーロー〜』(毎週火曜 後9:00/テレビ朝日系)総合満足度スコア:3.29

 序盤ではTOP3圏外だったところから、満足度ランキング3位まで駒を進めたのは、俳優・高橋一生が主演するテレビ朝日系ドラマ『リボーン 〜最後のヒーロー〜』。本作は、富と名声を手に入れた上層社会に生きる男・根尾光誠(高橋)がある日突然、借金まみれの下町商店街に生きる青年・野本英人に転生。しかも、そこは時代を遡った2012年の世界だった。人格も立場も全く異なる道を歩むことになった男が、生まれ変わったことの本当の意味を探しながら人生をやり直す《再生=リボーン》の物語。高橋が究極の一人二役に挑んだ。

 アンケートで特に満足度の高かった項目は、キャスト(主演)(★ 3.78)、キャスト(主演以外)(★ 3.45)、セリフ(★ 3.39)で、全作品の平均との差が最も大きく相対的に高評価だったのはキャスト(主演)の満足度だった。

 回答者からは、「高橋一生の二役は本当すごい」(神奈川県/40代/男性)「今期で1番面白い。高橋一生が演じる別人を演じる高橋一生が面白い。モノローグも上手い。町内のあの賑やかさもあまりテレビでは見なくなったので楽しみ」(神奈川県/30代/女性)「高橋一生さんの二役がとても良いです。序盤は別人を演じ分ける器用さ、今は同一人物だけど、片方が意識的に別人を演じているのを演じているという複雑な状態ですが見事だなと思いながら観ています」(東京都/40代/女性)と対照的な別人格を演じる高橋を絶賛する声が相次いだ。

 4位以下は次の通り。『時すでにおスシ!?』や『コンビニ兄弟 テンダネス門司港こがね村店』などが上位に駒を進める結果で幕を閉じた。

■4位『田鎖ブラザーズ』(毎週金曜 後10:00/TBS系)総合満足度スコア:3.28
■5位『時すでにおスシ!?』(毎週火曜 後10:00/TBS系)総合満足度スコア:3.25
■6位『コンビニ兄弟 テンダネス門司港こがね村店』(毎週火曜 後10:00/NHK総合ほか)総合満足度スコア:3.20
■7位『魯山人のかまど』(毎週火曜 後10:00/NHK総合ほか)総合満足度スコア:3.18
■8位『今夜、秘密のキッチンで』(毎週木曜 後10:00/フジテレビ系)総合満足度スコア:3.15
■9位『産まない女はダメですか? DINKsのトツキトオカ』(毎週月曜 後11:06/テレビ東京系)総合満足度スコア:3.14
■10位『未解決の女 警視庁文書捜査官 Season3』(毎週木曜 後9:00/テレビ朝日系)総合満足度スコア:3.12

【調査概要】
≪対象作品≫ 2026年5月4日以降に放送開始で対象放送期間に地上波(深夜枠除く)で放送されたドラマ
≪対象放送期間≫ 2026年6月1日(月)〜6月28日(日)
≪スコア算出方法≫ 自社モニター690人における満足度調査を毎週継続的に実施。回答データの満足度と視聴数から「総合満足度スコア」を算出、ランキング化

(提供:オリコン) 7月6日 8時40分配信

(左から)黒木華、野呂佳代 (C)ORICON NewS inc.

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