大雨被災の霧島市で黒酢の仕込み 例年より約1カ月遅れて 鹿児島


8月の大雨で被災した霧島市の黒酢の醸造所では、およそ1カ月遅れで本格的な秋の仕込みが始まりました。

霧島市福山町の宇都醸造では、8月の大雨で、黒酢づくりに使うつぼが100本以上土砂に埋まり、およそ4トンの黒酢を廃棄。
800万円以上の被害が出たということです。

秋の仕込みは例年より1カ月遅れで、職人たちが米こうじや玄米を水とともにつぼに入れて、手作業で仕込みました。

【宇都醸造 武元勝社長】
「被害は痛かったですが、生産に影響はない。『また、これからがんばっていきます』というと『良かったです』と言葉をもらいます」

秋の仕込みは、11月中旬ごろまで行われます。

 
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