新燃岳5000mの噴煙から一夜明け ロードスイーパーや散水車など10台が出動 鹿児島
3日噴煙が5000mまで上がった霧島連山の新燃岳。4日も活発な活動が続いています。
【記者リポート】
「噴火から一夜明けた霧島市です。この辺りは一面灰色に染まってしまっていて、こちらの点字ブロックもほんらい黄色のはずですが、降り積もった灰でこの状態です」
新燃岳では先月27日から噴火が続いていて、3日は火口から5000mの高さまで噴煙が上がりました。
4日も降灰は続き、道には足跡がくっきり。路面は粒が小さく舞いやすい火山灰で覆われていました。
【記者リポート】
「今、トラックが来ました。ものすごい火山灰を巻き上げながら通っていきます。一面真っ白になってしまっています」
4日朝はロードスイーパーや散水車など10台が出動し、路面の清掃が行われていました。
【福地建設 小谷年樹さん】
「ある程度、掃除しても時間が経てばまた灰が積もるような状態でいたちごっこみたいな状況になってる。この辺りはホテルとか商店があったりする。営業妨害的な火山灰」
気象台は火口から約3kmの範囲では大きな噴石に、約2kmの範囲では火砕流に警戒するよう呼びかけています。