県内初 「道路陥没」連絡会議が発足 下水道管 老朽化対策は? 鹿児島
今年1月に埼玉県八潮市で発生した道路陥没事故を受けて、県内でも連絡会議が発足しました。
埼玉初会合には、国や県、市町村の担当者やインフラ事業者などおよそ100人が出席しました。
八潮市の陥没現場埼玉県八潮市での道路陥没事故を受けて、国は直径2メートル以上で、埋設から30年以上経過した下水道管などの特別重点調査を自治体などに要請していて、県内では、鹿児島市、薩摩川内市、日置市が対象です。
事務局からは、道路陥没の9割以上が地表から3メートル未満の浅い層で起きていることや、農業用の地下水路についても点検が必要などの説明がありました。
【鹿児島国道事務所 古賀尚永 副所長】
「道路を管理している立場としてどのような点検をしているのかというのが、共有されていないので、まずはそこの共有かなと考えています」
今後、下水道や電気配線など道路の地下設備について点検の方法や結果などを共有し、保守管理に活用する方針です。