KKB鹿児島放送 | 戦後80年企画ワークショップ 若者とメディアは戦争をどう伝えるか

914日(日)  午前1025分〜放送

KKB鹿児島放送 | 戦後80年企画ワークショップ 若者とメディアは戦争をどう伝えるか

特攻兵を題材にした創作劇「See you tomorrow」
(伊集院高校演劇部)

番組内容

現代においても、特攻をテーマとした演劇、映画、漫画などの創作活動は途切れることなく続いています。終戦から時が経つ中で、これらの表現を通じて戦争の歴史をどのように伝え、若者世代はどう受け止めているのかー。

この問いに向き合う放送文化基金助成イベントが、8月17日(日)、鹿児島市のカクイックス交流センター(かごしま県民交流センター)にて開催されました。「若者とメディアは戦争、特攻の歴史をどう伝えていくのか」をテーマに、多角的な視点から議論が交わされるワークショップの模様をお伝えします。

本ワークショップでは、特攻をテーマにした作品がどのような想いで制作され、そして受け取る若者たちはそのメッセージをどう捉えているのかを深掘りしました。

パネリストとして、鹿児島県立伊集院高等学校 演劇部顧問の上田美和氏、ベストセラー小説『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』の著者である鹿児島県出身の汐見夏衛氏、そして南九州市知覧町で活動する「劇団いぶき」代表の朝隈克博氏らが登壇。戦争体験のない世代が、戦争の記憶をいかに表現し、伝え、そして次世代がどう向き合っていくべきかについて、 それぞれの立場から貴重な見解を語りました。

番組では、この意義深い議論を通じて、戦争の記憶を語り継ぐ現代の課題と可能性を探ります。

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出演者

パネリスト 朝隈克博 元知覧特攻平和会館館長
今夏、地元の「劇団いぶき」で特攻を背景にした演劇を公演
上田美和 伊集院高校演劇部顧問
創作劇「See you tomorrow」他
汐見夏衛 作家・鹿児島出身
代表作「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」
収録コメント 鴻上尚史 演出家・著作「不死身の特攻兵」など