1. 番組審議
委員の主なご意見
- 災害報道が続くと視聴者が慣れてしまうこともあり、何をどう伝えるかが大切。番組は一日の振り返りと明日への活力につながる。ハードな事件や事故のニュースからほっこりするニュースや企画へ切り替わる時に唐突さを感じた。県民に寄り添った番組としてさらなる充実に期待したい。
- 台風情報や警戒レベル、生活への影響が分かりやすく伝えられていた。雨不足の影響で梨が小ぶりになったところは生産者の声とともに紹介していて良かった。中学生の自殺をめぐる訴訟やスタジアム計画の説明ではもう少し補足が欲しかった。報道や生活情報を工夫して組み合わせた番組づくりとなっている。
- 過去に指摘のあったところは改善されているように感じた。ニュース原稿やテロップと結びつかない映像は、視聴者に伝わりにくい。台風被害の報道では、原稿読みと録画音声の重なりや、停電中に冷蔵庫を開ける映像に疑問を持った。県内ニュースの速報性や企画、天気予報は良かった。
- 県内で他局に先駆けてニュースを視聴できるのは強みで、以前に比べ番組やスタジオの雰囲気も明るくなった。水曜の「Myおやっと!」での酒井さんの解説は、他局には真似できない目玉企画。ニュースの深掘りや映像の工夫、若年層に向けたSNS・Web連動も重要となっており、番組の進化に期待する。
- 台風報道では警戒レベルが画面に表示されており、わかりやすかった。一方、事件や事故の情報を5時台と6時台に分ける構成は、小出しで注意をひく演出に見える懸念があり、ニュースと企画の見せ方は課題がある。最後のニュース一覧は途中からの番組視聴者に優しく、良いと思った。
- 台風報道でのスピード感・正確性・網羅性で、ローカル局の存在意義を感じた。神社再建のクラウドファンディングや最低賃金、中学生への指導、スタジアム計画について、より詳しい情報や比較、採算性を問う視点のコメントもあって良い。地域の財政、貧困、格差などの深刻な問題も多く、勇気をもって報じて欲しい。
- 通しで見ない人もいることを踏まえ、5時台の早い段階でニュース一覧を示し、各項目に軽く触れると良いと思う。地域を示す地図があったのは分かりやすかった。事故映像の使用時は注意喚起テロップがあるとよい。「ふるさと納税返礼品図鑑」は斬新で興味を持った。権力を監視する報道として、ニュースの価値を伝えるコメントが加わると番組が広がる。
局側見解
- 午後5時33分から県内ニュースを伝えられることを強みとし、5時台は幅広く速報し、6時台はニュースを深掘りする構成としていることを説明。
- ニュースの説明不足については、項目を減らしてでも内容を磨く必要がある。5時台だけを見る人への配慮も含め、構成を検討していく。
- 台風接近時は県民の命を守る報道を優先する一方、水不足など県内各地の異なる状況も伝える必要がある。地域財政や貧困、格差、ジェンダーなどの課題を報じる必要性も改めて認識した。