1. 番組審議
委員の主なご意見
- 冒頭の森や鳥、生き物たちの映像は、奄美の魅力が伝わり、引き込まれていく良いスタートだったと思う
- 奄美の自然に魅せられた一人の人間の生き様、人間性にもフォーカスが当たっていて興味深く見た
- 行政に対してもはっきりものが言える人はかけがえのない存在だし、自然破壊や観光開発、人間の意識の低さに対する地元の人間としての本音がタイトルの中の「ぼやく」という三文字に詰まっていると理解できた
- 奄美の環境保護にとって大きな課題をしっかり捉えて、映像と彼の言葉を組み合わせて、とても効果的なメッセージになって伝えられていた
- 番組として、自然保護に対して「結論はこうだ」と誘導的に持っていくのではなくて、いろんな角度からの言葉を自然体でつなぎ、「皆さん、どう思われますか。考えてみてください」という感じで構成されていて好印象を持った
- 彼の活動や思いがどう次の世代へ継承されるのか、また豊かな自然がビジネスとして地域に貢献していくことが本当のサステナビリティにつながっていくと思うので、その二点をさらに深掘りしてほしかった
- ゆったりとした自然の番組なのに、最後で雲が早回しで流れていく風景はせわしなく終わった感じがした
局側見解
- 常田さんの日常の「ぼやき」をそのまま伝えることで、自然保護についてあまり押しつけにならないように、と番組作りのうえで意識した
- 住民の目線や、自然保護が観光や住民の生活、ビジネスにつながっていくのかというのは本当に重要な視点で、盛り込みたかったが時間との兼ね合いで抜け落ちてしまった
- ドキュメンタリー番組はメッセージの発信や、部員の制作力アップにつながるなど学ぶことも多く、若手制作者の育成も含めて制作を続けていきたい