KKB鹿児島放送の番組審議会は、鹿児島市立美術館館長の楠元香代子さんを委員長に県内の有識者7人で構成され、放送番組の向上と適正化を目指して意見を交わしています。
今回は、自社制作番組「てとてと〜好きがカタチになる〜」について審議しました。主な内容は次のとおりです。
審議番組
「てとてと〜好きがカタチになる〜」[毎週日曜 23:09〜23:15放送]
- 番組は短いが、映像を通して、ナレーションを通して、本人のコメントを通して、作品に対する思いなど多くのことを感じとれる番組で、驚きを感じた。
- 全体的にゆったりとした流れのなか、最後に流れるBGMも番組にぴったりで、心が落ち着く、安らぐ構成になっている。
- 審議対象になった4回分を見たあとに全て見てみたい衝動に駆られて、全ての放送分を一気に視聴した。県内様々なジャンルの職人を取り上げた番組で、オープニングの語りとバックに流れる音楽がほのぼのとしていて、視聴者も番組を見ていて一息つける癒やしの時間を過ごせる気がした。
- シネマティックカメラで撮影した映像は、素材や製造工程、最終的な作品を美しく際立たせていて、作者の思いもオーバーラップしてくるように感じた。就寝前の目にもやさしく、眠りに誘われるようなBGMもあり、まさにフレーズ通りの番組だった。
- リポーターをあえておかずに、作家の声を制作現場の映像と音だけでシンプルに見せることで、自分がその場にいて、傍らで見ているような臨場感があった。
- 小さな工房や職人は県内いたるところにいて、こういう形で取り上げるというこの番組の着想は非常にすばらしく、シリーズで続けていくところに番組の価値が高まっていくと感じた。
- 鹿児島でも活躍する場があるんだと思わせてくれる番組で、これからアーティストや職人になりたいと希望を持っている若者たちに見せたい番組だと思った。
- 取り上げる作品はそれぞれ違ったが、全体のイメージが似ているのが気になったので、少し変化をつけるのもありかな、と思った。
- コンセプトや3分間という短い番組でやむを得ないかもしれないが、抑揚がないように感じ、ピークをうまく表現する方法はないのかなと思った。
- 気になったのは、専門用語の説明がなく、聞き取りにくいコメントもそのままだったので、テロップを付けるなどの配慮があればありがたいと思った。
- もっと知りたい人向けの入り口やアーカイブを見やすくする仕掛けなどトータルで番組の価値を高めていく発想もいいかなと思った。
- 審議番組になるまでこの番組を知らなかったのは残念で、番組情報をどうやって届けるかも大事だと思った。