今夏を検証!県熱中症対策会議 鹿児島県


 県内で熱中症で搬送された人は去年より減りましたが、死亡した人は増えました。行政や医師会などが来年に向けた対策を話し合いました。

 4日開かれた「県熱中症対策健康会議」の検証会で、今年の状況が報告されました。会議には、行政や医師会、事業所などが参加し、一体となって熱中症対策に取り組んでいます。

 報告によりますと、県内で熱中症で救急搬送されたのは1546人で、去年より257人、14.3%減りました。一方、死亡したのは5人で、去年より3人増えたということです。このうち鹿児島市内では、441人が救急搬送され、去年より62人減りました。

 運ばれた人のうち約6割が高齢者で、入院が必要な「中等症」以上の8割弱が高齢者でした。高齢者のうち約4割が家にいる時に発症したということです。

 こうした結果を踏まえ、・自宅での適切なエアコン使用・行政施設など外出時のクーリングシェルターの活用・日常生活の中で暑さに慣れる「暑熱順化」の呼びかけを改めて徹底することを確認しました。

●鹿児島市立病院・吉原秀明救命救急センター長
 「高齢者は暑いということを感じにくいためにエアコンをつけたがらない。自分の体感だけに頼らない方策を立ててもらえるような啓発活動が必要ではないかと思います」

 
「KKBみんながカメラマン」