市川健一さん 鹿屋市で講演会 鹿児島県
北朝鮮による拉致被害者の家族が鹿屋市の中学校で講演し、早期解決を訴えました。
●市川健一さん
「突然拉致されて、青春も人生もめちゃくちゃに壊されてしまいました。被害者家族においても、わが子・わが兄弟と引き裂かれ、塗炭の苦しみが30年、40年と続いております」
鹿屋市の輝北中学校で講演したのは、拉致被害者家族の市川健一さんと妻の龍子さんです。健一さんの弟・修一さん(当時23)は48年前の1978年、日置市吹上浜で増元るみ子さん(当時24)と共に北朝鮮に拉致されました。
「生きているのか死んでいるのか生死のわからない。これほどつらいことはありません」
問題の早期解決に向けて長年訴え続けてきた兄・健一さん、3日は、曽於市の「弥五郎どん祭り」の会場で署名活動を行いました。
「拉致被害者救出のための署名活動〜ご協力ください」
家族の高齢化も進む中で、より多くの人に拉致問題への関心を持ってほしいと、4日の会場では「家族の絆」をテーマに周囲の人を大事にすることの大切さを語りました。
●市川修一さん
「私の母校でもあり、弟の母校でもある。感無量の気持になる。若い力というのは本当に大事だと思う。この力が全国に波及すればもっともっと大きな力になって物事を動かすんじゃないかと」
健一さんと妻・龍子さんは今月20日に、鹿屋東中学校でも講演を予定しているということです。