川内原発操業差し止め訴訟の控訴審 鹿児島・熊本の約3000人が原告


川内原発の安全性を巡り、地元住民らが運転の差し止めなどを求めた裁判の控訴審が30日から福岡高裁宮崎支部で始まりました。

裁判は鹿児島・熊本などの住民およそ3000人が国と九州電力に対して、川内原発の運転差し止めなどを求めていたものです。

川内原発を稼働させるのは憲法が保障する人格権や生存権を侵害しているなどと主張しています。
去年2月、鹿児島地裁は「地震や噴火による事故の具体的な危険性があるとは言えない」などとして訴えを退けていてこれに対し、判決を不服として住民側が控訴していました。

この時の会見で、森永明子原告団長は「何かあった時には本当に取り返しがつかなくなるのが現実なので、目を背けないで向き合っていきたい」と控訴の理由を説明しています。

30日、福岡高裁宮崎支部で行われた第1回口頭弁論で九州電力は「重大な事故が起きる具体的な危険性はない」として、控訴の棄却を求めました。

 
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