能登半島地震で被災 石川の寺院の本堂 鹿児島で再生へ 


能登半島地震で被災した石川県の寺院の本堂が約900キロ離れた鹿児島で再生します。
建て替えを検討している鹿児島市の寺院に譲り渡されることになりました。


27日は石川県で2つの寺院が覚書を交わしました。

石川県輪島市の真宗大谷派正圓寺は、能登半島地震で基礎が傷む大きな被害を受け、再建や維持が見通せない状況です。

そこへ、同じ真宗大谷派で、建て替えを検討していた鹿児島市の鹿児島別院から、本堂を引き継ぎたいと申し出がありました。

協議の末、2つの寺院が合意し、無償で譲渡されることになりました。


【正圓寺(石川・輪島市) 篠岡 大誓住職】
「決心するのに時間がかかったが、長い目で見て鹿児島別院の提案を受けることが正圓寺の本堂には幸せな形だと思って決断した」

【真宗大谷派鹿児島別院 長谷山 法雄輪番】
「(被災した正圓寺の本堂受け入れで)被災支援もできるのではないかと(能登は)本当に遠いけれど、足を運ぶ価値のあるところが能登だと思う。土徳のあるところなので鹿児島もそういう地域にしたい」

正圓寺では今後、準備が整い次第、本堂の解体が始まる予定です。

細かなパーツごとに鹿児島別院に運ばれ、組み立てられます。

鹿児島別院の本堂は建てられて64年。
10年以上前から建て替えを検討していて耐震性の不安もあるそうです。

工事は再来年に始まり、7年から8年かけて完成する予定です。

 
「KKBみんながカメラマン」