島津家×本願寺 開教150年記念法要 モニュメントお披露目も
国内の仏教でもっとも信者数が多いのが浄土真宗ですが、かつて薩摩藩が信仰を禁じ、弾圧した歴史があります。
その禁制が解かれて今年で150年、鹿児島市の西本願寺鹿児島別院で節目を記念した法要が行われ、島津家の当主も参列しました。
鹿児島では島津義弘が浄土真宗を禁じ、薩摩藩が厳しく弾圧した歴史があり、およそ300年にわたって続きました。
明治に入って信仰の自由が認められ、今年は禁制が解かれて150年の節目の年。
記念の法要に門徒らおよそ700人が集まり苦難のなかで信仰を守った先人たちに思いをはせました。
参列者のなかには、島津家33代当主・島津忠裕さんの姿も。
阿弥陀仏に向かって焼香し、静かに手を合わせました。
【西本願寺鹿児島別院 吉川孝介 輪番】
「私たちにとっても大きな節目になった。長い歴史のなか交わることができなかった。ひとつこういうかたちがとれたということは、全国の皆様方にさまざまな困難を越えていくことを示せたのではないか」
記念植樹式では、島津さんと本願寺25代門主がともに「源平桃」を植えました。
「源平桃」は一本の木に赤と白の花が咲くのが特徴です。
紅白を島津家と本願寺に重ね、新たな未来をともに築こうと植えられました。
【西本願寺鹿児島別院 吉川孝介 輪番】
「400年近く交流が途絶えていたなかでそれを乗り越えていけるということを示せたのではないか。我々にとっても大きな一歩、未来にとっても大きな一歩だと考えている」
そして、法要とあわせて行われたのが、記念モニュメントの除幕式です。
浄土真宗が禁じられていた時代、権力の目から逃れて信仰を続けた、「かくれ念仏」―。
モニュメントは高さおよそ3メートル、「祈る手」をかたどった洞窟のなかで念仏を唱える人々を捉えています。
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