鹿児島県警 岩瀬本部長・離任 不祥事の再発防止に尽力
2年前、相次ぐ不祥事に揺れていた県警の信頼回復を掲げて着任した岩瀬聡本部長が離任します。この2年間の取り組みにくだした評価は。
【岩瀬聡本部長】
「豊かな鹿児島の土地を守れる・治安に責任が持てる県警察は幸せだなと思っていた」
そう振り返る岩瀬本部長。着任したのはおととし11月です。
この年、県警では不同意わいせつや盗撮など警察官が逮捕される不祥事が相次いでいました。
さらに、捜査情報を漏らしたとして逮捕された元生活安全部長が、野川明輝前本部長による事件の隠ぺいを主張、再発防止と信頼回復に取り組む只中でした。
【岩瀬聡本部長】
「大変な重圧に身が引き締まる思いでありますが、信頼の回復は簡単に果たせるとは思ってはいないが、やれることは何でもやるという気持ちで頑張ってまいりたい」
去年2月には「硬直化した人事の排除」を掲げ、警部のおよそ8割、警部補のおよそ7割を異動させるなど大幅な人事異動を発表。おととしから取り組む再発防止策については去年、「県民の信頼を回復するに至っていない」として、見直し・改善策を打ち出しました。
「やれることは何でもやる」と述べて着任した岩瀬本部長、この2年を振り返って。
【岩瀬聡本部長】
「様々な取り組みを進める中においても、いろんな問題が出てきたり、新たな事案が起きたりもしました。なされた批判や要望については真摯に受け止め、さらに改善の余地がないか模索しながら、なるべくいい方向に向かうように、努力をしてきた」
一方でこれからの再発防止や信頼回復について問われると。
【岩瀬聡本部長】
「継続的にやるべき課題・取り組みだと思っている。後任もしっかりやっていただければと思っている」
岩瀬本部長に代わって新たな本部長に就任するのは警察庁警備局の公安課長・重久真毅さん。東大法学部卒業で外務省や防衛省への出向経験をもちます。