水迫畜産の元取締役を詐欺罪で追起訴 牛肉の産地偽装・詐欺事件 鹿児島


水迫畜産による牛肉の産地偽装と詐欺事件です。
ふるさと納税の返礼品を巡り、元役員の男が指定より低い等級の肉を納品し、代金をだまし取ったとして詐欺の罪で追起訴されました。

22日付けで追起訴されたのは、水迫畜産の元取締役で前の社長の長男にあたる水迫政輝被告(55)です。

起訴状などによりますと水迫被告は、2023年10月から12月にかけて、ふるさと納税の返礼品として受注した牛肉の加工商品で、指定された等級より低い等級の牛肉を混ぜて加工した9033パックを納品。

県内の会社から代金として約6350万円をだまし取ったとして詐欺の罪に問われています。

逮捕当時、水迫被告は警察の調べに対し黙秘していましたが、捜査関係者によりますと押収した資料などから水迫被告は、注文を受けた等級よりも低いランクの牛肉を使った場合に得られる利益などを事前に把握していたとみられるということです。

一連の事件をめぐって水迫被告は食品表示法違反と詐欺の罪で9月に在宅起訴されていて、水迫被告が取締役を務めていた水迫畜産も食品表示法違反の罪で起訴されています。

水迫畜産の水迫栄治社長はKKBの取材に対し、「報道は承知しているが担当弁護士と詳しく話ができていない。まずは内容を確認したい」と答えています。

産地偽装に加え、品質ランクの偽装という二重の不正が明らかになり、鹿児島の畜産業や築き上げたブランドへの信頼が揺らぐ事態となっています。

 
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