先祖の墓の草刈り依頼 入船議員が辞職 「断りにくい立場に追い込んだ」 鹿児島市


自らの先祖の墓がある共同墓地の草刈りを市の職員にさせた鹿児島市議会の入船攻一議員が、問題の責任を取って、議員を辞職しました。

【自民党市議団 入船攻一 議員】
「知念寺共同墓地の草刈りは私的な事柄であるにも関わらず、私は市の担当者に繰り返しお願いをした。一度はお断りをいただいたのに、重ねてお願いをし、結果として、職員の皆さんを断りにくい立場に追い込み、数年にわたって本来市が行うべきでない業務を続けさせてしまった」

9日の市議会議会運営委員会。入船議員は冒頭で職員や市民に謝罪し、議員辞職の意向を表明しました。

当選11回のベテランで自民党市議団に所属する入船議員。

2022年から去年にかけて共同墓地の草刈りを市の職員に依頼し、職員は勤務時間中に草刈りを行っていました。その数は延べ90人余りに上ります。

市が草刈りにかかった人件費などの経費について、損害賠償請求を検討していることについて、入船議員は「誠実に応じる」と述べました。

委員会の終了後に古江議長に辞職願を提出し、辞職が許可されました。

【自民党市議団 入船攻一 議員】
「自らこのような政治倫理違反を犯すようなことになってしまった。本当に申し訳なかったなと思ってます。あまり長引いてくると、当事者の市の職員の方々にもっともっときつい思いをさせるだろうなあという思いがあって、身の処し方決めました。」

議員辞職を受け、下鶴市長は「市政に対する市民の皆様の信頼を損なうことになりましたことを大変遺憾に思っております」とコメントを出しました。

 
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