霧島市の新たな特産品に! 小さなイチゴではなく…ハーブの一種『ローゼル』 その味は? 鹿児島
実りの秋、霧島市では新たな特産品を目指すあるものが収穫期を迎えています。
【長友アナウンサー リポート】
「霧島市に来ています。こちらではあるものの収穫が始まったんですが、みなさん、こちら!知っていますか?」
鮮やかな赤色にぷっくりとした膨らみ、小さなイチゴ…?ではありません!アオイ科のハーブの一種、「ローゼル」です。ハイビスカスの仲間でハイビスカスティーの原料としても使われます。
乾燥や暑さに強く、水の管理もほぼ不要。一日の寒暖差が大きい霧島が栽培に適しているそうです。そのままでも食べられるということで、そのお味は…?
【長友アナウンサー リポート】
「酸っぱ〜いです。クランベリーのような酸っぱさで、外側はシャキシャキ。中の実はオクラのようなネバネバ感がある」
いちごのへたのような部分は、「ガク」と呼ばれていて、花が開花したあとに1週間ほどで肥大化します。中の実の部分も食べられますが、主に食用として使われるのは、外側の「ガク」の部分。クエン酸やポリフェノールなど、栄養成分も豊富なローゼルですが、実は今、県内で広がりを見せています。
きっかけは9年前に始まった「鹿児島ローゼルプロジェクト」。ローゼルを鹿児島の新しい特産品にしたいという思いから生産者が種を分け合い、現在は伊佐市や南大隅町でも栽培されています。
【鹿児島ローゼルプロジェクトメンバー・内木場巧透 さん】
「鹿児島の気候に合った新しい食材として、秋の味覚としても魅力のある植物だと思う。見た目も可愛いので畑に遊びに来て、見てもらえるような、馴染み深い植物になるといい」
こちらの農園では農福連携の一環で、収穫したローゼルを障害を持つ人が働くB型事業所で加工。就労機会の拡大にもつながっています。
このローゼル、そのままでは甘味はほとんどありませんが、加熱するとフルーティーな味わいに。加工したジャムがJR霧島神宮駅構内のセレクトショップでも販売されています。