戦時下の人々の日常を描いた漫画などで知られる漫画家・こうの史代さん 企画展が11月まで開催 鹿児島


 戦時下の人々の日常を描いた漫画「この世界の片隅に」などで知られる、漫画家のこうの史代さんの企画展が鹿児島市のかごしま近代文学館で開かれています。

 去年、漫画家生活30周年を迎えた、こうの史代さん。企画展はその節目を記念し全国各地を巡回しています。会場には漫画の原画などが展示されています。

 【かごしま近代文学館 森山鮎美 学芸員】
「30年かけて漫画と向き合ったその軌跡を30年分、凝縮して紹介しているので。どんなふうに作品を生み出したのか、漫画の原画を見ながら感じてほしい」

 【小田都由アナウンサー リポート】
「優しいペンタッチと色づかいでさまざまなジャンルを描き分けてきたこうのさん。戦争や原爆といったテーマにも向き合ってきました」

 広島の原爆をテーマにした「夕凪の街桜の国」や広島県呉市を舞台に戦時下の人々の日常をていねいに描いた「この世界の片隅に」。これらの作品は実写化やアニメ化され、大きな反響を呼びました。

 【かごしま近代文学館 森山鮎美 学芸員】
「広島出身のこうの史代さんが描いたということで。ただ戦争の悲惨さや辛さだけではなくて、戦争のなかでも日々の生活をていねいに生きている様子が描かれていて、ひとりの人間として共感を得やすい」

 企画展は11月30日まで開かれているほか、期間中は連動企画として鹿児島市のガーデンズシネマでこうのさんの漫画を原作とした作品が上映されています。

 
「KKBみんながカメラマン」