馬毛島 漁業制限の延長 地元漁協が同意 「国策だから」基地整備の工期延び… 鹿児島


基地整備のため馬毛島の周辺の海域では一部で漁業制限をしています。
期間延長を求められている地元漁協は1日正式に同意することを決めました。

【宮城記者】
「午前10時です。漁協では馬毛島の漁業制限延長に同意するか協議する臨時総会が開かれています」

自衛隊基地整備のため、防衛省は馬毛島周辺の一部海域で漁業を制限していて、来年11月までの補償として22億円を地元漁協に支払っています。

人手不足などにより工期が伸び、防衛省は今年8月、漁業制限を2031年3月末まで延長する考えを示し、追加補償として4億9000万円を提示しました。

総会では議決権を持つ正組合員102人のうち委任状も含めて97人の同意が確認され、期限延長に同意することが正式に決まりました。

【県漁業協同組合 種子島支所 荒河 勝文運営委員長】
「最初の漁業制限同意から延長になったが、(組合として)国策なので協力しなければ」

一方で、組合の決定に反対の立場を示す漁師も。
濱田純男さんは准組合員で議決権はないものの総会に出席し、判断を見守りました。

【准組合員 濱田 純男さん】
「馬毛島近辺で仕事をしている私にとって、仕事場を3年延長し、奪い取られるということ。やりきれない」

地元漁協によりますと、漁業制限が始まる前年と比べ今年のトコブシの水揚げ量は4分の1程度となっています。

 
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