ごみ処理費用の市負担は違法と主張 原告団が提訴 鹿児島県


 西之表市で計画される自衛隊員宿舎の整備予定地から大量のごみが見つかった問題で、ごみの処理費用を市が支出するのは違法だとして、地元住民らが「提訴」です。

 提訴に踏み切ったのは、西之表市の住民15人で作る原告団です。この問題は、国が西之表市から買い取った自衛隊員宿舎の整備予定地から大量のごみが見つかり、宿舎の建設工事が中断しているものです。

 市は、現在地での整備の継続を求めて、ボーリング調査やごみ処理にかかる費用あわせて2千万円余りの支出を決めています。

 原告団は「国に売却した土地から出てきたごみを国に代わって市が処理することは廃棄物処理法に違反する」と主張し、市に対し支出の差し止めなどを求めています。

【原告団・山本伸司団長】
 「法律に基づいて、正しいのかどうかというのをきちんと議論して対応するというのが今問われている」

 原告団の住民らは、提訴に先立ち支出を差し止めを求め住民監査請求を行いましたが、市の監査委員はごみ処理にかかる費用を市が負担するとの覚書を国と交わしていたことなどから「合理性を欠くものと認めることはできない」として棄却しています。

 
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