【熊本地震】災害派遣職員の報告会 鹿児島県
熊本地震から2カ月あまり。霧島市から被災地に派遣された職員が活動の状況を報告し、経験から得た教訓を披露しました。
熊本地震の発生直後から霧島市は、緊急の消防援助や給水・水道復旧、家屋の被害調査などの業務を担うため、職員を派遣しています。これまでに83人が派遣されています。
煙突が折れて、従業員が下敷きになった八代市の製紙工場で救助活動に当たった消防職員は、当時の状況を生々しく語りました。
「鉄筋は四方に飛び出していて、除去するのも大変な状況だった。このがれきの下に5人の要救助者がいると考えると、隊員全員が絶対に助けるという気持ちで活動した」
断水が深刻だった八代市や氷川町に派遣された職員は、7月末から2週間余り昼夜を問わず、給水や水道の復旧に携わりました。福祉施設や透析患者がいる医療機関での給水が印象に残ったといいます。
「透析施設や住民への給水と同じ応急給水でも、求められる対応が現場によって大きく異なりました。命を守る大切さを実感しました」
霧島市は、被災地で経験を積んだ職員の知見を、防災計画の見直しなどにいかしたいとしています。