鹿銀会見 観光厳しく・金利の影響も 鹿児島県
鹿児島銀行などは県内の経済情勢について、熊本地震の影響で観光関連が先月に比べ悪化しているとの見方を示しました。
鹿児島銀行と九州経済研究所によりますと、県内全体の経済情勢は改善の傾向が見られる一方、観光関連は先月に比べ悪化しているということです。
熊本地震で九州新幹線の一部区間の運行取り止めなどが発生した影響で、特に鹿児島地区と指宿地区で大幅な落ち込みがみられるとしています。県独自の観光支援策などが始まり、効果が期待されますが。
【九州経済研究所・福留一郎執行役員経済調査部長】
「復興応援割が県独自のはスタートして国の分がこれから始まりますので、今後の観光関連がどこまで回復するか注目していきたいと思っております」
また、日本銀行が政策金利を31年ぶりの水準である1.25%に引き上げたことを受け、住宅の購入などに慎重な動きが出る可能性をあげました。
【鹿児島銀行・碇山浩美頭取】
「今までみたいに安い金利で借りられないよね、どういう形でローンで組んだ方がいいのかな、どういう価格帯を買った方がいいのかなど少し慎重にはなってくるとは思います」
鹿児島銀行は1日から、住宅ローンなど一部の個人向けローンの金利を今より0.25%引き上げます。
また、帝国データバンクによりますと、10月から飲食料品の値上げが3153品目にのぼるということです。
鹿児島銀行の碇山頭取は、原価や物流コストが上がっていることを踏まえ「致し方ない物価上昇だ」としたうえで、賃上げが先行しており消費への影響はあまりないとの見方を示しています。