男性従業員が300キロの豚の下敷きになり死亡 予防接種の最中に…専門家「どんな動きするかはなかなか読めない」


21日夕方曽於市の農場の豚舎で従業員の男性が豚の下敷きとなり死亡しました。
豚は重さおよそ300キロ、予防接種の途中だったといいます。

警察などによりますと21日午後4時すぎ曽於市財部町のナンチクファーム財部農場で、「柵内で男性が倒れていて意識がない」と男性の同僚から消防に通報がありました。
倒れていたのはこの農場に勤める会社員渡邉怜士さん(22)で、豚が覆いかぶさった状態で見つかりました。

渡邉さんは、病院に搬送されましたがおよそ3時間後に死亡。
目立った外傷はなく死因は窒息とみられています。

豚の体重はおよそ300キロ、妊娠中の母豚で間口60センチ、奥行き2メートルほどの柵に1匹で入っていました。

渡邊さんは当時、豚に予防接種の注射を打つ作業中だったということです。

畜産などに詳しい鹿児島大学の小澤真 教授によると一般的な食用豚の体重は100から130キロほどで、300キロ台は繁殖向けの豚に多く、大型の部類に入ります。

【鹿児島大学 小澤真教授】
「人間と一緒で注射針刺されると、豚も痛いので暴れたり嫌がったりすることはまちがいなく想定はされる。相手が動物なので、急にどんな動きをするかというのはなかなか読めないところがある」

警察が当時の状況などを調べています。

 
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