馬毛島の漁業制限延長 組合員3分の2以上が同意 自衛隊基地整備めぐり 鹿児島
西之表市の馬毛島で進む自衛隊基地整備の工期延長に伴い、防衛省が地元漁協に要請している漁業制限の延長について、組合員の3分の2以上が同意していることがわかりました。
アメリカ軍の訓練移転などを目的に、西之表市の馬毛島で進む新たな自衛隊基地の整備に伴い、防衛省は来年11月まで島周辺の一部海域で漁業を制限していて、その補償として22億円を地元漁協に支払っています。
しかし、資材不足などから工事は当初計画より遅れていて、防衛省は漁業制限の期間を当初の計画の倍近い2031年3月末まで延長したいと漁協に要請。追加の補償額として総額4億9000万円を提示しました。
地元漁協は組合員の意向を確認する同意書を配布し、提出期限だった10日、西之表市職員立会いのもと集計が行われ、全組合員の3分の2以上の同意を確認したということです。
漁協は近く臨時総会を開き、議決権を持つ正組合員102人のうち3分の2以上が賛同すれば、同意を正式決定するとしています。