【台風24号を振り返る】屋久島町では3日間雨量が平年9月の2倍以上の記録的大雨 一部の地域では断水も 鹿児島


 迷走を続けた台風24号は7日、熱帯低気圧に変わりました。屋久島町を中心に記録的な大雨となり、その影響が7日も続いています。

 県内の広い範囲を強風域に巻き込み、迷走しながら留まり続けた台風24号。

 秋雨前線の影響も相まって屋久島町は大雨に。気象庁は4日夜、記録的短時間大雨情報を発表しました。

 【上山崎 記者リポート】
「非常に強烈な雨が降っています。風も強く横殴りの雨が打ち続けています」

 午後9時29分に種子島・屋久島地方に線状降水帯が発生。その5時間後にもふたたび線状降水帯が発生しました。

 【気象庁予報課・細見卓也 課長】
「これまで経験したことのないような大雨となっています。災害がすでに発生している可能性が極めて高い状況です」

 気象庁は5日未明、県内初となるレベル5・土砂災害特別警報を屋久島町に発表。命を守る行動を呼びかけました。

 降り続く雨で川の様子は一変。水位が上昇し、濁流が大木を押し流しました。

 屋久島町で降った3日間の雨量は600mmを超え、観測史上最大を更新。平年の9月にひと月で降る雨の2倍以上です。

 【杉本記者リポート】
「瀬戸内町古仁屋港です。高波に備えて、大型船が大島海峡に避難しています」

 5日夜には奄美地方でも線状降水帯が発生し、与論島では今年一番の激しい雨がふりました。

 大雨による被害は屋久島町の各地に。島の玄関口・宮之浦港を大量の流木が埋め尽くし、一時、船が接岸できなくなりました。また、一部の地区では断水も発生、復旧の見通しは立っていません。

 【住民】
「うちは全くでないですね。クーラーボックスと赤いタンク二つと。三つ。お風呂とかあるから。(どうですか、断水が続くの)困りますね」

 台風24号は7日朝、熱帯低気圧に変わりましたが、これまでの大雨で地盤が緩み、少しの雨でも土砂災害が発生するおそれがあるため引き続き、注意が必要です。

 普段から雨が多いと言われる屋久島ですが、それにしても記録的な雨となりましたね。映像にもあったように一部地区では断水がいまも続いていて、復旧の見込みは立っておらず、給水活動は8日も行われる予定です。早期の復旧が待ち望まれますね。

 台風シーズンはまだ続きます。避難場所や避難グッズの確認など災害への備えが必要ですね。

 
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