企業のカスハラ対策 10月から義務化 県は先月から通話録音装置 鹿児島
社会問題になっているカスタマーハラスメント。顧客が店員や従業員に対して行う行き過ぎた迷惑行為のことで、暴言や過度な要求などがあげられます。
10月から企業のカスハラ対策が義務化されますが、義務化を前に県の取り組みを取材しました。
こちらは、県が制作した「カスハラ防止」を啓発するロゴマーク。県外を含む68点の応募の中から選ばれました。
カスハラがなくなることで笑顔が増えるようなイメージであることやキャラクターの輪郭が「NO!」の形で表現されていることなどが評価されました。
デザインしたのは、鹿児島市に住むグラフィックデザイナー平山陽一さんで27日、表彰式がありました。
【ロゴマークをデザイン 平山 陽一さん】
「就業者と顧客が笑顔で優しさ、思いやりをもって対等な立場でカスハラ防止に取り組む姿勢を表現している」
県は今後、ポスターやステッカー、リーフレットを県内の事業者に配布する予定です。企業のカスハラ対策の義務化を10月に控える中、県庁ではすでに動き出している対策も!
「こちらは鹿児島県庁です。この通話は行政サービス向上のため録音させていただきます」
告知をしたうえでの通話の録音です。
【県行政経営推進室 高田 玲室長】
「これが入ったことで安心できるといった声はいただいている」
おととし県が職員向けに行ったアンケートでは約50%が「カスハラを受けたことがある」と回答。内容は「継続的、執拗な言動」が最も多く、どこでカスハラを受けたかという質問には50%近くが「電話」と回答しています。
【県行政経営推進室 高田 玲室長】
「職員が本来の職務に注力できて安心して働ける職場環境なるよう、電話でのトラブル防止、職員に対するカスハラの抑止に寄与するのではないか」
県は職員向けの研修を開くなどしてカスハラ対応への理解を深めていくとしています。