崩落した「北薩トンネル」 2年経つも復旧のめど立たず 事業費は約60億円 鹿児島県
壁面の大規模な崩落で通行止めが続いている北薩トンネルは、復旧までの事業費約60億円を見込んでいます。
さつま町と出水市を結ぶ国道504号の北薩トンネルは、おととし7月の大雨の影響で、壁面の崩落や大量の土砂の流入が確認されました。
この影響で、「さつま泊野」インターチェンジから「高尾野」インターチェンジ間の約14.5キロが現在も通行止めとなっています。
26日は、復旧に向けて国の研究機関の専門家や大学教授らからなる4回目の検討委員会があり、工事の妨げとなっていた地下水は、水抜き工事で安全性が確保されたことから、先月から本体の復旧工事に着手したことが報告されました。
検討委のメンバーは25日、現地調査で、状況を確認していて、崩落箇所の前後の壁面については、強度の高いコンクリートを吹き付けて復旧することが決まりました。
●北薩トンネル技術検討委員会・酒匂一成委員長
「Q.年単位でかかりそうか?」「うーん、そこらへんが。これからまた土砂を取ってみて、損傷がもっと激しいところがあるのかないのか。この調査をしながら進めていくしか、まだちょっと分からないところですね、どれぐらいかかるかは」
県はトンネル崩壊後の、調査から復旧約60億円を見込んでいます。