南九州初の「脱腸」専門医療センター 手術支援ロボットの遠隔操作で精密な手術も


 「腹部ヘルニア」という病名、聞き慣れないと感じる方は多いかもしれません。霧島市に南九州初となる「腹部ヘルニア」を専門としたセンターが開設されます。放っておくと命にもかかわる病気で、将来は最先端の手術ロボットの導入も想定されています。

 霧島市立医師会医療センター内に来月開設されるのは、「腹部ヘルニア外科センター」です。専門の施設は鹿児島・宮崎では初めてだと言います。

 「腹部ヘルニア」とは、いわゆる「脱腸」のことで、腸などの臓器がおなかの筋肉の弱い部分から皮膚の下に飛び出す病気です。太ももの付け根などが膨らむことで気付くことも多いとされ、高齢化に伴い患者がさらに増えると見込まれています。良性の疾患ですが、自然と治ることはないといいます。

●霧島市立医師会医療センター腹部ヘルニア外科センター・林知実センター長
 「鼠径ヘルニアが陥頓というはまり込んでしまうと、命にかかわる病気になりますので、ただ出ているだけだから安心というのではなく、陥頓という大きな病気になる前に、医療施設を受診していただけたらと思います」

 センターでは、手術支援ロボット「ダビンチ」を導入し、遠隔操作でロボットアームを動かし、精密な手術も可能になるとしています。

 「ヘルニアという病気をより多くの人に知っていただいて、困ったときにはいつでも相談できるような病院に作り上げていけたらという風に考えております」

 
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