偽装 県産と偽った仕入れ記録作成か 水迫畜産の元取締役「意図していない」
畜産王国・鹿児島に激震が走った水迫畜産の元取締役の逮捕。一貫して意図的ではないと主張していますが、捜査関係者への取材で容疑者自ら他県産の肉を県産と偽り、仕入れ記録を作っていたことが分かりました。
送検された水迫畜産の元取締役水迫政輝容疑者は他県産の牛肉の商品を鹿児島産と偽りふるさと納税の返礼品として納品し、事業者からおよそ145万円をだまし取った疑いが持たれています。
今回偽装が確認されたのはおよそ60キロで、鹿児島産のものより安い他県産の牛肉でした。水迫容疑者は「私の確認不足で起きたことで、意図して偽装したわけではない」と容疑を否認していて、これまでも一貫して主張しています。
【水迫 政輝 容疑者】
「我々もこのやり方が当然間違いないと思い込み、企業風土というよりは私の認識不足、確認不足によるものが大部分だと思う。牛種、産地等も含めて意図して行ったものではない」
しかし捜査関係者によりますと水迫容疑者は牛肉が他県産と認識しながら県産と偽り、仕入れ記録を作って、管理していたということです。
本来の産地を知っていたのは水迫容疑者のみだったとみています。
また犯行当時の2023年前後は水迫畜産がふるさと納税の返礼品の取り扱いを大幅に増やした時期でもあり、県産の在庫が十分に足りず他県産を使った可能性もあるということです。
県警はほかの事業者に対する産地偽装も視野に捜査を進めています。