台風13号が奄美地方に直撃…各地に残る爪痕 一部では停電続く
この週末は交通の乱れで観光や帰省に影響を受けた人も少なくありませんでした。ゆっくりとした歩みで奄美地方を長時間暴風雨にさらした台風13号。深い爪痕を残しました。
大型で非常に強い勢力で南西諸島を通過した台風13号。奄美地方は丸1日以上風速25メートル以上の暴風域にありました。
■宮城記者■
「大雨の影響で道路が冠水しています。また、設置された信号機、停電の影響で現在機能していません」
奄美市名瀬では最大瞬間風速42.5メートルを観測するなど各地が激しい風雨にさらされました。
週末、台風の去った奄美では後片付けに追われる人の姿が見られました。
奄美市名瀬港町では建物の外壁が落下し、道路が通行止めに。こちらの住宅も強風で屋根が飛ばされてしまいました。
■住民■
「風が強いから最初にトタンの屋根が飛んでしまった、そこから雨漏りして水が入ってきて、耐えられず天井が落ちた。マットレスとか撤去し始めたところに落ちてきた」
天井が落ちた場所にはベッドがありましたが、幸い住民にけがはありませんでした。
一方、天井のあちこちで雨漏りが発生。停電で家の電気もつかず冷蔵庫のなかの食べ物は痛んでしまいました。
■住民■
「どうしようかなーと、ちょっと途方にくれますよね」
県によりますと、9日までに住宅の半壊や倉庫の一部破損など合わせて162棟の建物被害が確認されています。奄美市では風にあおられ転倒し1人が骨折する大けが、1人が軽いけがをしています。
また奄美地方を中心に県内では最大およそ4万2000戸が停電。九州電力によりますと瀬戸内町の一部地域では復旧に時間を要するとしています。農作物への影響も懸念され、県は早急に被害把握を進めるとしています。