熱中症の通報相次ぐ消防・通信指令センターでは 屋内での発症相次ぐ 鹿児島
連日続く厳しい暑さ。市民から通報を受ける人命救助の司令塔、消防の通信司令センターで、どんなケースで熱中症を訴える通報が多いのかなど現状を取材しました。
鹿児島市消防局の通信指令センター。鹿児島市の気温が35℃を超えた午前11時半ごろでした。
【鹿児島市消防局 坂元俊彦 消防司令】
「作業中に熱中症。30メートルの位置ですね。自力で降りられない。では消防隊とレスキュー隊を向かわせます」
高所で作業をしていた男性が、手足のしびれを訴え、自力で降りられない…。一刻を争う状況です。
【鹿児島市消防局 坂元俊彦 消防司令】
「作業用の階段がついている…男性のところまで階段で近づけますか?」「意識、呼吸ありそうです」
通報からおよそ1時間後、男性は救助され命に別状はありませんでした。
【鹿児島市消防局救急課 笹平拓郎 課長】
「熱中症は平均で1日10件通報がきている」
屋外もですが、特に増えているのが屋内での熱中症だと言います。
市消防局によりますと、5月からのおよそ3カ月間で205人が熱中症で救急搬送され、そのうちの4分の1にあたる51人が屋内での熱中症でした。
【鹿児島市消防局救急課 笹平拓郎 課長】
「屋内でも適切にエアコンを使って暑熱環境(気温・湿度・風・放射熱)を排除することが大事」
熱中症のサインは、めまいや立ちくらみ大量の発汗など。市消防局は「休んでも症状が改善しない時は、迷わず119番通報をしてほしい」と呼びかけています。