熊本地震 九州道の通行止めで配送に遅れ 「荷物送る際は余裕をもって」 鹿児島
物流大手の佐川急便は、物流の大動脈、九州自動車道で通行止めが続いているため、荷物の受け取りや発送に通常より時間がかかるなど影響が出ています。
鹿児島市にある佐川急便の営業所。30日もせわしなくトラックが出入りします。佐川急便によりますと、本州から鹿児島までは、通常だと2日後に到着しますが、地震の影響で遅延が発生しています。発送の場合も同様です。
【佐川急便広報企画課 古川浩隆 課長】
「高速道路が使えない場合は一般道を使用して、中継拠点を経由して、九州の営業所に荷物が到着するという流れになっている」
こうした遅れは九州全域に及んでいます。
【佐川急便広報企画課 古川浩隆 課長】
「荷物を送る際には、余裕をもって発送していただくということと、状況によっては少々お待ちいただく場合もあるので、そこはご了承いただきたい」
今回の地震で、配達するドライバーらに大きな被害はありませんでしたが、運転中に地震が発生した時のマニュアルが整備されています。
主な内容は
▼安全な場所に避難し、運転を中止
▼車を左側に寄せてエンジンを止め、キーは付けたままにする
▼窓は閉めて、運転席のドアはロックしない などです。
一方、災害の時には支援物資の輸送も大事な任務です。
佐川急便は自治体と「災害協定」を結んでいます。県内では、鹿児島市など2市2町です。県とは災害を含む包括連携協定を結んでいます。
2年前の能登半島地震では、協定に基づいて、発生当日には対応を開始したといいます。
【佐川急便広報企画課 古川浩隆 課長】
「物流を止めると生活・経済・インフラが止まってしまう可能性がある。そこをできるだけ止めないように努力している」