星塚敬愛園で親子らがハンセン病を学ぶ 鹿児島
ハンセン病問題への理解を深めようと28日夏休み中の親子らが鹿屋市の国立療養所を訪れました。
【星塚敬愛園県人会 岩川洋一郎 会長(89)】
「こうして皆さまとお会いできたことに私はつくづく感謝の気持ちでございます」
平均年齢90.7歳、44人が暮らす鹿屋市の星塚敬愛園を訪れたのは、県内に住む親子や教師ら54人です。
参加者らは、誤った国の隔離政策のもとで、亡くなった人たちが眠る納骨堂の前で花を手向けました。
およそ80年前に特効薬が開発され治療法が確立されたことや元患者やその家族らが受けた偏見や差別などの歴史について学びました。
【参加者(鹿児島市)】
「このようなことが昔も今も差別が続いているということを知って、ちょっと信じられないですけど」
今年はハンセン病患者に対する隔離政策を規定した「らい予防法」の廃止から30年。また、国に元患者への賠償を命じた熊本地裁判決から25年の節目です。