広がる闇バイト 特徴は? 知らぬ間に犯罪の実行犯に… 県警は闇バイト投稿を約600件削除要請 鹿児島
県警がこの上半期で行ったネット空間のパトロールで、闇バイトの求人とみられる約600件を削除するようSNS事業者に要請していたことが分かりました。
【県警 生活安全部 茗ヶ迫 典昭管理官】
「決してアルバイトではなく、まぎれもない犯罪行為」
間もなく迎える高校や大学の夏休み。県警が警戒を強めるのは『闇バイト』です。
闇バイトは仕事内容を明確に示さず、高額な報酬と引き換えに犯罪実行者を募集するものです。
県内で今年14億円以上の被害が出ている特殊詐欺の現金の受け取り役をはじめ、栃木県で起きた強盗殺人事件の実行役は闇バイトに手を出した若者だったとみられています。
これは実際にSNSに投稿されていた内容です。
一見、普通の求人情報のように見えますが…実は闇バイト。
応募や連絡手段がダイレクトメッセージ、時給などの記載がなく5万円という高額報酬、そしてホワイト案件という働きやすさを強調する闇バイトの隠語が使われていて、県警はこの投稿を詐欺の拠点から電話をかける『架け子』の募集とみています。
県警によりますと今年6月までの半年間、ネット空間のパトロールを行ったところ、法令違反の疑いがある投稿が701件あり、そのうち8割にあたる約600件が闇バイトなどの犯罪募集で、XなどのSNS事業者に削除を要請をしたということです。
闇バイトは社会経験が浅くSNSでのやり取りに抵抗がない若い世代が応募してしまう傾向にあるといいます。
【県警 生活安全部 茗ヶ迫 典昭管理官】
「SNSを通じて犯罪に巻き込まれそうなどの相談が複数寄せられている。安易に高額収入、そんなことは絶対にない。それはバイトではなく犯罪。高額収入などの言葉に注意して、絶対に応募しないようにしていただきたい」
県警は少しでも不審に思ったら警察相談専用電話『♯9110』に電話してほしいと呼びかけています。