上半期における県内企業の倒産 過去10年で2番目の多さに 鹿児島
今年上半期の、県内企業の倒産件数が過去10年間で2番目に多くなりました。中東情勢を背景に、企業の経営環境はさらに厳しさが増しそうです。
東京商工リサーチによりますと、県内企業の倒産件数は41件で、前の年の同じ時期より1件減りました。ただ負債総額は101億600万円で4年ぶりに100億円を超えました。
産業別では、建設業とサービス業が最も多く10件で、製造業が7件と続いています。
倒産件数の半数以上にあたる22件は、30年以上の老舗企業でした。
東京商工リサーチは
▽日本銀行の追加利上げに伴う企業の資金繰り悪化
▽ナフサ供給網の混乱
▽政府の賃上げ方針による収益の圧迫
この3点を、今後の懸念材料に挙げ、厳しい状況が続くと予想しています。
【東京商工リサーチ 谷口大将 さん】
「今後は資金調達力や価格転嫁力など、企業ごとの経営体力の差がより鮮明となることが予想され、厳しい経営環境が続く中、倒産は今後も高水準で推移する可能性が高い」