薩摩地方で線状降水帯が発生 鹿児島県
梅雨のさなか、大雨が猛威を振るいました。24日午前、県内で今年初となる線状降水帯が発生し、北薩を中心に土砂災害や浸水が確認されています。
水しぶきをあげながら走る車。雨の強さを物語っています。
九州付近に停滞する梅雨前線の影響で午前8時48分、薩摩地方に線状降水帯が発生しました。県内での線状降水帯の発生は去年8月以来です。
県の雨量計では、薩摩川内市やいちき串木野市で1時間に100ミリを超える猛烈な雨が観測されました。県内各地で災害が発生しています。
●小田アナウンサー・リポート
「こちらががけ崩れの現場です。斜面が大きく崩れ、その勢いで街灯も傾いています。斜面のすぐ上には住宅があり、危険な状況です」
鹿児島市の武3丁目では、道路脇ののり面が大きく崩れました。現場は通学路になっていて近くにバス停もあります。
「すごく音がして、雷が鳴ったのかなと思って。駐車場から出ようとしたら、なかったので、駐車場の端っこが。びっくりした。小学校に避難させていただこうと思っている」
南九州自動車道では、のり面から流れ出た土砂が道路を塞ぎ、薩摩川内水引ICと都インターの間で一時、全面通行止めとなりました。
薩摩川内市では、道路や住宅が水に浸かる被害も確認されています。これまでにけが人の情報は入っていませんが、冠水した地域では消防が救助ボートを使って住民を避難させたということです。
●北遥希記者リポート
「影響は九州新幹線にもでました。鹿児島中央‐熊本間で止まっています。そして、払い戻しの方でしょうか。混雑してる様子が見受けられます」
「(駅に来るまで)台風みたいにすごい強い雨だった。3日間、夫に休みをとってもらって(福岡に)行く予定でした」
在来線も鹿児島線、日豊線、吉都線で運転を見合わせました。
大雨により、県内6つの市と町にレベル4土砂災害危険警報が出され、今も薩摩川内市や霧島市、姶良市などで警戒レベル4の避難指示が続いています。