殺人未遂などに問われた元保育士の女 検察・弁護側双方の法医学者が証言 鹿児島
鹿児島市の認定こども園で園児の首を切りつけ殺害しようとした罪に問われている女の裁判。22日は検察側・弁護側それぞれの法医学者が切り付けた際の傷について見解を示しました。
起訴状などによりますと、南九州市の元保育士・笹山なつき被告(23)は2024年6月、当時勤務していた鹿児島市の認定こども園で2歳の男の子の首をカッターナイフで切りつけ殺害しようとした罪などに問われています。
初公判で笹山被告は「肩を狙ったもので殺意はなかった」と起訴内容を一部否認しています。
22日の証人尋問、男の子の首の傷について検察側が請求した法医学者は傷の形がまっすぐで深さも一定であることから、児童が体を動かしたり被告の手が震えたりしたことが刺す位置に影響したとは考えにくいと見解を示しました。一方、弁護側が請求した法医学者は「証拠として示された傷の写真からはどのようにしてできたかを判断するのは難しい」と述べました。
裁判は23日も開かれ園の同僚などへの証人尋問が予定されています。