理由は「船長不足」 フェリーみしまが減便へ 鹿児島港〜三島村の各島を結ぶ
鹿児島港と三島村の各島を結ぶフェリーみしまがきょうからしばらく減便することを決めました。理由は「船長不足」です。
三島村の定期船フェリーみしまは現在、鹿児島港と各島を週に4往復していますが、19日から金曜日の日帰り便を月に1〜2回計画運休します。
村役場によりますとフェリーの船長は去年から1人態勢となっていて、法律で定められた所定労働時間をオーバーしていました。昨年末に九州運輸局から労働環境の改善を求められ計画運休の助言を受けたことから国、県と村でつくる協議会が申請し、今月認可されたということです。
19日と来月17日の便の運休を決めていて、新たな船長代理を養成し、人員が確保出来次第、通常運航に戻す考えです。
離島の生活を支えるフェリーですが、人手不足による減便や老朽化によるとみられる故障が相次いでいます。
鹿児島と屋久島を結ぶ「フェリー屋久島2」は発電機の故障で、4月に鹿児島湾を漂流。
鹿児島と喜界島や奄美大島を結ぶ「フェリーあまみ」はエンジンの故障で先月から運休中。去年、船員不足で週5便から週4便に減便しています。
厳しい経営状況から屋久島航路で競合する岩崎産業と折田汽船は事業の一本化で合意。フェリーを新しく造るには50億円はかかる見通しで、両者は行政がフェリーを造り、運航を委託する方式に変えてほしいと要望しています。
この要求に対し県はー
■県総合政策部 松藤啓介 地域政策総括監
「(支援策の充実を)国に対して強力に要請いくとともに、運航形態のあり方については関係市町村と意見交換を行いながらどのような方策が良いか検討して参ります」
具体的なスケジュールは示しませんでしたが、国の支援を求めていく考えを明らかにしました。