養殖ブリの産地・八代海に赤潮警報 有害プランクトンが増殖 鹿児島
養殖ブリの産地・長島町沿岸を含む八代海で有害プランクトンの増殖が確認され、県は赤潮警報を出し、対策を呼びかけています。
長島町の沿岸を含む八代海で確認されたのは、毒性が極めて強い「シャットネラ アンティーカ」です。
八代海はブリの養殖が盛んで、おととしには赤潮でブリおよそ13万匹が死に、1億円以上の被害が出ました。
これまでに被害報告は入っていないということですが、県は漁協や養殖業者との連絡体制を強化するとともに、餌止めやいけすの避難など、対策の徹底を呼びかけています。
県内養殖ブリのおととしの生産額は258億円で日本一。県の基幹産業の一つとも言えます。養殖ブリの2大産地は長島町の東町漁協と北さつま漁協、そして垂水市の県漁協牛根支所です。
養殖ブリの数は県全体で500万匹。そのうちの8割にあたる400万匹が2大産地で養殖されているということです。
2009年度と2010年度にはあわせて57億円以上の漁業被害が出て、出荷停止に陥ったこともあります。