不正表示 鹿児島市など補償の案内始まる 水迫畜産から金券郵送へ 鹿児島


連日お伝えしている水迫畜産の不正表示問題です。
ふるさと納税の返礼品として扱っていた鹿児島市などの自治体が、寄附した人に補償の案内を始めました。

水迫畜産は少なくとも2023年から約1年にわたって県外産の牛肉を県産と表示するなどしふるさと納税の返礼品で販売。
農林水産省から行政指導を受け、県警からも食品表示法違反の疑いで捜査を受けています。

不正に表示した商品を返礼品として受け取った人の寄附額は県内8つの市と町であわせて7億5千万円にのぼっています。

これは商品を水迫畜産から仕入れて提供していた「財宝」の分も含まれていて水迫畜産は返礼品と同等の金券か商品で補償する方針を示しています。

そうしたなか鹿児島市は3日返礼品を受け取った約1200人に水迫畜産からの補償に関する案内をメールで送信しました。
対象の人は手続きに沿って返礼品と同等のJCBのギフトカードかアマゾンギフトカード、もしくは、「補償を受け取らない」のいずれかを選択するということです。

鹿児島市以外も姶良市、南九州市、指宿市が補償の手続きに関するメールをすでに送っていて、準備が整い次第水迫畜産から金券を郵送する方針です。

一方、枕崎市、鹿屋市、垂水市、伊仙町の4つの自治体は、現在も補償の中身について調整を進めている段階です。
なかでも伊仙町は水迫畜産から当初、返礼品と同等とは言えない補償の提案があったといい町長が苦言を呈しています。

【伊仙町 伊田 正則町長】
「(当初)500円〜1000円の金券で対応するという提案があった。納税者に寄り添った対応ではない。伊仙町に思いをもって納税してくださった方々に対する対応とは到底思えない」

水迫畜産は今年2月にも南九州市のふるさと納税の寄附者のべ36人に県外産の牛肉を返礼品として送っていたことが分かっています。
この件についても水迫畜産は市に対し返礼品と同等の金券で補償を行う意向を示しているということです。

 
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