フェリーあまみが機関故障で欠航 先月には「フェリー屋久島2」も 鹿児島
鹿児島と奄美の離島を結ぶ「フェリーあまみ」が16日、航行中に故障し、引き返していたことがわかりました。
県内では先月、「フェリー屋久島2」が同じように機材トラブルを起こし、運休しています。離島の生活航路確保のため、県も要請に動きました。
運行会社の奄美海運によりますと、「フェリーあまみ」は16日午前9時すぎ、瀬戸内町古仁屋港に向かう途中、発電機に異常が起き、エンジンが左右ともに一時停止しました。
発電機と船の左側のエンジンはその後復旧しましたが、右側が停止したままとなり、鹿児島港に引き返しました。
乗客は当時1人で、けがはありませんでした。
奄美海運は修理などのため19日以降の欠航を決めていて、当面は同じルートを航行する「フェリーきかい」を増便し対応します。
フェリーあまみは2006年に就航。これまで大きな故障はなく、年1回の定期点検でも異常は確認されていませんでした。
20年が経つことから、新たな船を造ることも視野に入っていますが、昨今の資材費や人件費の高騰を受け、実現が難しいということです。
離島航路をめぐっては先月、「フェリー屋久島2」が航行中のエンジントラブルにより鹿児島湾で漂流。今月7日まで運休しました。
フェリー屋久島2も就航から30年を超え、老朽化が進んでいます。
離島の住民に欠かせない生活航路のトラブルに、塩田知事は―
【塩田知事】
「県としても、離島航路の維持や老朽化した船舶の更新について、県の開発促進協議会などを通して、国に安定的な財源の確保等を要望していく」
塩田知事は19日、国土交通省などを訪問し、来年度の政府の予算編成に対し、要望活動を行いました。地域交通を保つための支援拡充が盛り込まれています。