大雨の前に防災点検 去年被害の霧島市に新施設 鹿児島市 越水した川は


去年、大雨により大きな被害が出た霧島市で梅雨入りを前に防災点検が行われました。去年8月の大雨で霧島市では住宅およそ1150棟が床上・床下浸水するなど大きな被害が出ています。防災点検では中重市長らが大雨で護岸が崩れた手籠川の復旧工事現場などを確認しました。
こちらは今年3月に完成したばかりの「日当山第1調整池」。最大で4100トンの雨を貯めることができ、近くでは第2調整池の整備も計画されています。
【霧島市 中重 真一市長】
「進めてきた事業が完成してまいりますので今後もいまつくっている施設だけに関わらず様々な面で浸水に強いまちを目指して事業を進めていきたい」

【面高 亜沙美アナウンサー】
「霧島市を流れる天降川です。こちらでは大雨に備えるための新たな施設の工事が進められています」
霧島市の姫城地区では内水はん濫を防ぐ排水ポンプが今年度末に完成予定です。
近くの観光施設「日当山西郷どん村」は、去年8月の大雨で大きな被害を受けました。排水能力は毎秒4.5トンとこれまでに比べ3倍だということです。

一方、鹿児島市も本格的な雨のシーズンを前に災害対策を確認です。訓練は今月28日から運用される新たな防災気象情報に対応して行われました。線状降水帯による猛烈な雨が降り警戒レベル5「安全確保」の避難情報を発表する想定で、住民への生活用水の提供や災害廃棄物の収集などの手順を確認しました。

【鹿児島市 下鶴 隆央市長】
「あらゆる事態を想定した訓練を積み重ねることによりいざ災害が発生した際の被害の軽減、さらには被災者対応の迅速な対応などを的確に行っていきたいと考えております」

その後、去年8月の台風12号ではん濫した和田川周辺を視察しました。当時は周辺の道路が冠水しあわせて44件の床上・床下浸水が発生しました。川があふれた森山橋付近ではー

「現在、応急対策として右岸下流側のスロープとなっている箇所は、越水を低減するため土嚢を設置しております」

地元からの要望もあり、市は今後、コンクリート造りの橋を撤去し、橋脚がないメタル製の橋に変更するとしています。

 
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