ふるさとを「ホタルで日本一に」さつま町の小学生が環境整備
ホタルというとかつてこの時期に幻想的な光景が広がっていたのがさつま町です。
ご覧頂いているのは2018年の奥薩摩のホタル舟の様子です。光に囲まれて川内川をゆっくりと下るホタル舟は初夏の風物詩だったんですが大雨などの影響でホタルが激減し、もう7年連続で運航が見送られています。
さつま町にホタルの住む環境を取り戻したいと地元の小学生が立ち上がりました。
北薩広域公園に集まったのは、地元・鶴田小学校の6年生16人です。
自分たちのふるさとを知りもっと好きになろうという総合学習の一環で町が進めている「ホタル再生プロジェクト」に参加しました。小学生が協力するのは初めてです。
子どもたちはクイズ形式で専門家からホタルの生態について学ぶと、場所を変えて園内の小川へ。ホタルが住みやすい環境になるよう整備していきます。
【歌う子どもたち】「ホタルのために〜♪」
きれいな水が流れるよう余分な雑草を取り除いたり、時には珍しい生き物を見つけたり。泥だらけになりながら環境作りに励みました。そんな子どもたちの願いは―。
【参加した子どもたち】
「ホタルがいつまでもいられるような環境が戻ってくるとうれしい」
「きれいなホタルの明かりを照らしたい」
「(さつま町を)ホタルで日本一にしたい」
最後は、ホタルの餌となるカワニナを100匹ほど放流して来年ホタルが戻ってくることを願いました。
【くすの木自然館 専門研究員 浜本麦さん】
「こうやって自分たちの手できれいにしていくと、私たちが取り戻したホタルの町だと子どもたちが思えるようになったら、さつま町のことが大好きなまま大人になると思うので、そういうふうに育っていってくれたらうれしい」