小学生が錦江湾4.2キロの横断遠泳に向け練習スタート 大正時代から続く伝統


連休最終日の6日、鹿児島市の小学校では伝統の錦江湾横断遠泳に向けて、早くもプール開きがありました。

大正6年=1917年から始まった清水小学校の錦江湾横断遠泳。
6日はその練習を前にプール開きがあり、安全を祈る神事が行われました。

今年、遠泳に参加するのは、4年生から6年生までの42人。
ちょっと寒そうですが…、いざ、水のなかへー。

オレンジ色の帽子をかぶっているのは、3回目の参加となる6年生です。

【リポート】
「いま練習が始まりました。6年生が手本を見せています。子どもたちも真剣な表情で見つめています」

手本にならって、初めて挑戦する児童も懸命に練習に励んでいました。

【初参加】
「寒かった」
「辛いときがあってもあきらめないで頑張りたい」

【3回目の参加】
「久しぶりすぎて心臓バクバクだった」
「最高学年としてみんなを引っ張れるような存在になりたい」

学校のOBで遠泳の経験があり、コーチとして参加する保護者も。

【コーチ(保護者)】
「私、もともとカナヅチ(=泳げない)から挑戦しそれが成功体験になったので、子どもにもそういった経験を積んでほしいという思いで臨んでいるので、胸がいっぱい。ワクワクしている」

児童は練習を重ね、7月に桜島から対岸までのおよそ4.2キロに挑戦します。

鹿児島市では清水小学校のほか松原小学校も錦江湾横断遠泳に取り組んでいます。大正6年に始まり、70回を超える清水小の遠泳。
KKBにも懐かしい映像が残っています。

「よーい、はい!」

43年前、1983年の映像です。
小学校のプールで子どもたちが遠泳の練習に励んでいます。

泳ぎに慣れていない子どもたちはビートバンを使って泳いでいますね。
前の人に続いて一直線に整然と泳ぐ…本番と同じように懸命に訓練を重ねていました。

そしてこちらは本番の映像。
桜島から対岸の磯海水浴場まで、厳しい練習を思い出しながらみんなで泳いでいきます。みごと泳ぎ切った子どもたちの誇らしい顔が印象的ですね。

「せーの!やったぁ〜」

1917年・大正6年に始まり、戦時中に途絶えたものの今年で72回目の遠泳。
長い歴史と伝統、先輩たちの思いも背負って、子どもたちは練習に励む日々が始まりました。

 
「KKBみんながカメラマン」