かつお節生産日本一の枕崎市 中東情勢の悪化 鹿児島


まずは先の見えない中東情勢、影響は広がり続けています。


枕崎の特産品などを販売する「かつお公社」。
【買い物客】
「枕崎って言ったらやっぱりかつお節」
「かつおのたたきとか(お土産に)よく買います」

枕崎にとって地域振興の要といえる「カツオ」ですが―

かつお節の生産を手がける枕崎市の中平商店では今月に入って、生産量と工場の稼働時間を抑えるよう調整しています。

【中平商店 中村 公治社長】
「急激な漁価高なので、なかなかそれに付随して製品価格を上げられないところはある」

枕崎水産加工業協同組合によりますと不漁に、漁船の燃料費高騰が重なりカツオの価格は先月から今月にかけて100円近く上がりました。

さらにー

【中平商店 中村 公治社長】
「重油も上がっている。とはいえ製造業なので毎日製造してはいるが、少し生産数量を減らしたりしながら調整している」

カツオを煮てうまみ成分を閉じ込める工程でボイラーを使うため燃料の重油は欠かせません。

しかし先月から重油が値上がりし燃料費は30万円以上増えました。

【中平商店 中村 公治社長】
「製品価格に転嫁できればいいがすぐには転嫁できないと思うので厳しい」

こうした生産現場を取り巻く状況を受けてお隣、指宿市の山川水産加工業協同組合は加盟する11社について来月7日から9日まで工場稼働を一斉に停止することを決めました。


【宮城記者】
「臨時理事会に向けて、組合の関係者らが集まってきています」

組合の臨時の理事会は先ほど終了し、連休期間中、「一斉休業という形はとらず各社の判断に委ねる」ことを決めています。

 
「KKBみんながカメラマン」