地裁に続き高裁でも『患者』と認められず 高裁「他の疾患による可能性否定できない」 鹿児島


 水俣病と認めてほしい。提訴から10年以上戦い続けた原告の訴えは、またも裁判所に退けられました。

 この裁判は水俣病が公式確認された1956年前後に生まれた鹿児島と熊本の男女7人が幼いころにメチル水銀に汚染された魚介類を大量に食べ、手足のしびれなど感覚障害を発症したなどとして水俣病の認定を求めて鹿児島県と熊本県を訴えているものです。

 2022年3月に1審の熊本地裁が訴えを退け、7人は控訴していました。

 福岡高裁は23日の控訴審判決で、熊本地裁の一審判決を支持し、7人の訴えを退けました。7人が主張する症状の原因が他の疾患による可能性が否定できないなどとしています。

 判決後、原告側は会見でー。

 【水俣病被害者互助会・佐藤英樹 会長】
「本当に残念でなりません最高裁に上告したいと思います」

 判決を受けて塩田知事は「県の主張が認められたものと考えている。今後も水俣病認定申請の審査を着実に進めていく」とコメントしています。

 
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