「アヤ子さんが生きているうちに」 大崎事件第5次再審請求の手続き進む 再審制度の見直しの動きにも言及 鹿児島
殺人などの罪で服役した原口アヤ子さんが無実を訴えている大崎事件の弁護団が、5回目の再審請求に関する手続きに臨みました。
【大崎事件弁護団・鴨志田祐美 共同代表】
「アヤ子さんが生きているうちに再審無罪のゴールにいけるかどうかの死活問題な訳です」
大崎事件の弁護団は今年1月に申し立てた5回目の再審請求の手続きの一環で、鹿児島地裁を訪れました。
原口アヤ子さんは義理の弟を殺害したなどの罪で、懲役10年の実刑判決を受けましたが、事件当初から一貫して無実を訴えています。
23日の手続きでは弁護団が新たな証拠について裁判官や検察官に説明したということです。弁護団は6月までにさらなる新証拠を裁判所に提出する方針ですが、原口アヤ子さんは今年で99歳。弁護団は一刻も早い裁判のやり直しを求めています。
【大崎事件弁護団・鴨志田祐美 共同代表】
「99歳になるまでまだやり直しの裁判すら開いてもらえない。それでいいんですかということが問われている。再審開始がでたらすぐに抗告はさせずにやり直しの裁判に進んで、無罪判決をもらわなければアヤ子さんの存命中の再審無罪はありえない」
現在、国では再審制度見直しに関する議論が紛糾していて、法務省は検察官の抗告を「原則禁止」とする方向で調整を進めていますが、今国会での法案成立は不透明な状況です。